1.防食性

• 溶射皮膜が腐食環境を遮断し、腐食から母材を守り寿命を延ばす。
• Al-Mgなどの溶射材が犠牲防食作用で母材の錆を防ぐ。

2.耐摩耗性

• 銅より硬い高炭素鋼やセラミックス等を溶射し、摩耗に強くする。

3.耐熱・断熱性

• アルミニウム、耐熱合金、セラミックス等を溶射し、耐熱性・耐酸化性を向上させる。

4.すべり止め

• 鋼表面に硬い金属を粗く溶射することで、寿命の長いすべり止め効果を得る。

プラズマアーク溶射は、最も緻密で最も酸化が少ない皮膜を得る高品質な溶射手法です。TAPS溶射機は、融点の低いアルミ系合金を溶射する装置です。併せて、小型軽量化することで狭い既設橋梁の狭隘部の施工も可能としました。
【特許番号】第5512501号 第5649942号 第5490674号
【NETIS登録番号】QS-180017-A
【登録商標】第5553805号

TAPS溶射ガンを小型にすることで従来溶射困難な狭隘部での施工を可能にしました。

　従来の機器を分割することにより小型・軽量化（20％減）を図りました。足場上への持ち込みが容易になり桁端部、狭隘部の施工をよりスムーズに行うことができます。

• 溶射発生装置の小型軽量化で現場内移動が容易になり、作業効率が向上
• 世界初のエアープラズマ化により作業性の大幅向上とコスト削減を実現

• 溶融亜鉛めっき試験片が複合サイクル試験において1,500時間で防食性能を失った。
• 塩害環境部の溶融亜鉛めっきの耐用年数は25年（㈳日本橋梁建設協会、ライフサイクルコスト編より）とすると

　周辺環境に配慮し、騒音、粉塵対策、また、品質の向上（作業の手元が目視により確認可能）を目的とした湿式ブラストを開発しました。